金曜日は図書室の日

2011.01.23 Sunday

 毎週金曜日の午前中は図書室作業時間を設けることになりました。


この作業時間の特徴は、社員が自由参加で図書室作業を手伝ってよいと言う事になった事。
(自由と言っても、各自で所属部長の承認をとってからというルールはあります。)


雑誌をはじめ、まだまだ整備のされていない資料が沢山ありますので、
なんだかんだで人手が欲しい状況なので、手伝ってくれる方が集まってほしいものです。


図書館員の気持ちになる事、コミュニケーションの活性化という本来の目的にも沿うところが大きく、しっかり制度活用していきたいところです。



さて、図書室作業時間の設置にあたって別の意図もあったのですが、現状の社内風土ではどうもダメくさい。
実のところ、グーグルの20%ルールの様に、色々とやりたいことを進められないかと思っていました。

例えば、スマートフォン用の蔵書点検機を作るとか。
蔵書点検機の価格は結構な値段で、図書館員の人数分の端末を用意できないと図書館は多い。
蔵書点検用機(端末+アプリ)は、たいてい数十万するけれど、スマートフォン用ならアプリだけの値段。
学校図書館なんかでは、生徒には書架整理をやってもらうとマナーがよくなる。また友人が書架整理をしているのを見るとその生徒のマナーがよくなるという連鎖が起きると聞く。
蔵書点検も、みんなでやればマナー向上の連鎖で紛失資料が減るような副次効果もあるのではと期待できる。


結局エンジニアは業務としてじゃないとやれないというし、よく分からない事は業務にできないという会社の意向により手詰まり感でてます。まぁ当然ですけど。


すぐに思いつく次の作戦はこんなところか。どの作戦も課題がいっぱいだけど。
・業務外にやった事でも会社に貢献できれば評価する(らしい)という風土を生かしてエンジニアを説得する。
・勉強して自分でやる。
・会社の外に活路を見出す。


まぁ何にせよ棚ぼた的に社員の自由参加OKの作業時間を頂いたので、地道に図書室の価値向上に努めよう。

見学者がやってきた。その2

2011.01.19 Wednesday

 まだ図書室に見学者を招ける状態じゃないと言った傍からまたしても見学者が。
また来ますとおっしゃって頂けたのひと安心でしたけれども。


先日、見学者いらしたときは雑誌が散乱していて恥ずかしい思いをしたのですが、またしても散らかしっぱなしの状態を見られてしまった。


なぜ散らかしたままなのと突っ込まれるところだけれども、決して掃除ぎらいのせいじゃありません。他の業務と兼任での図書室運営だからです。
図書室の業務よりも以前からの業務を優先する事を望まれるため、本業が忙しい時期に突入し図書室は荒れ放題という悲しい状態になっている。


まだまだ会社内では"図書室"のもつ情報支援や教育支援という役割は認識されておらず、単純に購入した資料の保管場所くらいにしか思われていないのであろう。


まったく残念な状況ではあるものの、当面は上手なバランス感覚でやっていかねばと思っています。
図書室の担当者が兼任であるとメンテナンスの行き届かない状態に陥りがちであるが、業務に直結する有益な情報を担当者が理解しているというアドバンテージがあると考える。


情報提供がしっかりできる図書館員。かっこいいじゃないないの。

見学者がやってきた。

2011.01.15 Saturday

 あいにく私は不在だったのですが、図書室へ突然の見学者がいらっしゃったとの事。

そろそろ雑誌の管理も始めようかと倉庫から資料を引っ張り出してきたままになっていて、何というか、掃除って一時的に掃除前より散らかるよねという状態な雰囲気になっていた所での来訪だったので恥ずかしい。


話は飛ぶのですが、図書館にはスケールメリットが働く。
対象者が10人いるとして各個人がそれぞれ本を買う場合、
1冊1,000円の本なら1,000円×10人=10,000円分の費用が必要になる。
図書館が介在して、本を共有することで1冊分の費用で10人に提供出来る。
その差額(10,000-1,000=9,000)が図書館が生み出す利益と捉える。
当然利用者数が多ければ多いほど、生み出す利益は大きくなる。


ほとんどの中小企業に管理された図書室がない理由は多分このスケールメリットを生かせないからだと思う。
図書室の管理に場所や人を割くことで生まれるささやかな利益では、
他の事業に場所や人を割くことで生まれる利益と比べたら割に合わないと判断されるのは当然のことである。

上記の観点でみるなら、もちろんうちの図書室も存在価値がない。
図書室の存続には、別のアプローチが必要なのである。

そこで考えていた作戦の一つが、図書館関係者に見学に来てもらって、
図書室を通じて会社自体の宣伝になるような、広報としての価値を見いだせないかと言う事。

ですので、図書室に見学者が来ることは嬉しい限りですが、
現状のうちの図書室の状況では、宣伝効果を果たすような魅力がまるでない。
片付けもままならない状況で、人を招いた日には悪評広まり逆効果である。

幸いなことに、今回訪れた見学者はむしろ熱心にアドバイスをくれるような方なので助かりました。
魅力のある図書室へと発展させて、ぜひもう一度いらして貰わねばなりません。

寄贈受付中

2011.01.05 Wednesday

 今日から図書室も仕事始めです。
卯年なんで飛躍の年なんて言われますが、まだまだその為の飛躍台をしっかり作る事に精をださないといけないのがうちの図書室。
そんな訳で今年も頑張っていきます。


さて、新年早速うれしい出来事がありました。
お正月に帰省したので、実家から寄贈したい本を持ってきましたとのこと。
まったくありがたいことです。


うちの図書室では、寄贈資料に関しては今のところジャンルなどの制限を設けていません。
小説でも絵本でも申し出があれば受入れます。


スペースに余裕があるというのもありますが、会社のお金での購入ではないのでというのが一つのポイントです。
(細かい事を言えば、装備コストは掛るのですが、その程度は許容範囲だと考えています。)


ただし、原則として寄贈資料には「一言コメント」と「寄贈者の名前」を付けて頂いています。
「一言コメント」がきっかけでコミュニケーションが発生して欲しいと思っているからです。


寄贈資料にはコメントシールを貼り、コメントをデータとしても登録もしています。


寄贈したいけど、コメントを書くのはメンドクサイということをよく言われますが、
上記の理由に加え、単に要らないから寄贈するという事を予防したいというのもあったりします。



悩みとしては、ジャンルを問わず受け入れているので資料の配架をどうするかというのがあります。

NDL-OPACからデータ貰ってます。

2010.12.29 Wednesday

 図書室の蔵書は、会社の中に点在していた本をかき集めて約350冊。
たったそれだけ?と思われてしまう冊数ですが、
資料データをシステムに登録するという事を考えると結構大変な量です。


有償のMARCやNACSIS-CATを利用できれば良いのですが、
予算の少ない企業図書室の場合はそうもいかず・・・


うちの図書室ではNDL-OPACの書誌データをダウンロードして取り込む事にしました。
利用申請や利用方法に制限が無いというのが素晴らしい。(こちらを参照)

しかしながら、このNDL-OPACをちょっとクセがあって一筋縄でいかない。
検索結果の一覧しかダウンロードできないので、複数の資料がHitする様な場合、
必要のない資料データまでダウンロードされてしまう。
なので、ISBNで検索するなど1件だけHitするようにと気を使う。


複数の資料データをまとめてダウンロードするには、[一般資料の検索(拡張)]を使います。
1.標準番号の右の追加を繰り返す。
2.標準番号をプルダウンからISBNに変えます。
3.項目間を"OR条件で結ぶ"へ変更します。
4.ISBNを入れて検索します。


こんな感じでやれば、必要な資料だけの検索結果が得られるます。
ちょっと注意がいるのは、バーコードリーダーでISBNバーコードを読み込んだ場合、、
大抵の場合、設定でバーコード読み込み時にEnterキーの入力が付与されています。
この設定を解除しておかないと1冊目のバーコードを読んだだけで自動的に検索されちゃいます。


とまぁ、色々工夫すれば使えるNDL-OPACなのです。


フリーソフトなどでもっと便利に書誌データ取得できる様な物もあるようですが、
さすがに著作権やら利用許諾などを考えると安易には使えないですよね。