雑誌にバーコード貼ってます

2011.02.22 Tuesday

 図書館の近況報告と行きましょう。


もっぱら最近は、雑誌のバックナンバーを遡及で整備しています。
見学者がやってきた際に、散らかし放題になってたアレです。


雑誌は全部で500冊ほど。
雑誌に関しては数年で廃棄するとか、製本するから装備はしないという図書館も結構あるようだが、
うちの図書室はバーコードを貼るだけというシンプル形だけど装備をする事にしています。

仕事で会社内で使う資料は比較的利用されているが、時間をかけて読みふけるような類の資料と言うのは今一つ利用率が低い傾向にあった。
色々聞いてみたところ、会社の資料を自宅に持ち帰っていいの?という疑問があったようだ。
その為、仕事中に堂々と読める業務に直結する資料以外は利用されにくいという事らしい。
そんな訳で、今までも定期的に取っていた雑誌は一部の人だけが利用するという状態になっていた。


しかし、貸出管理を行う事で、誰が今資料を利用中だと分かると言った監督下に置かれる様な状況の方が返って資料の持ち出しを容易にするようだ。
ということで出来れば多くの人に活用してほしいという思いを込めて雑誌も貸出管理が出来るように装備を行っていると言うわけです。



ただし、マンパワー不足とのころもあり、雑誌の特集記事を登録するとかのデータにまで正直手が回っていないという状態でまだまだ雑誌の整備には時間がかかりそうです。

アーキビスト・カフェ【第11回】「文学館研究から見るMLA」 参加報告

2011.02.20 Sunday

 アーキビスト・カフェ【第11回】「文学館研究から見るMLA」に参加してきました。


博物館(Museum)・図書館(Library)・文書館(Archives) Aだけは一般市民向けでなく、研究者向けという感じがしていたので、MLAのどの領域も学問的に学んだことがない私には敷居の高さを感じいたのですが、アーキビスト・カフェに関して言えば杞憂にすぎませんでした。
主催者、参加者とてもフレンドリーな感じでした。


発表についての概要
「文学館研究から見るMLA」:岡野裕行さん


●文学館研究へ至るまで
 ・数学と国語が好きで、理系でも文系でもない図書館情報大学に進んだ。
 ・学部時代は文学の研究をしたが、文学と図書館情報学を繋ぎたいという意識がある。
 ・書誌(学)は文学と図書館情報学を結ぶキーワード
 ・調査の為に文学館に赴くうちに文学館そのものの研究を始める。


□図書館情報学の世界に、文学館研究と言う視点は今まで無かったが、文学館の抱える課題などは図書館と共通する部分は多く、図書館情報学の中で研究対象として捉えるものとして問題提起したい。


●MLA連携について
 ・MLA連携と言っても、外なるMLA(連携)と内なるMLA(融合)がある。
 ・文学館は1施設で展示、保存、情報提供を行うので内なるMLA(融合)という性質
 ・でも、M、L、Aのいずれでもないので、MLAでない適切な言葉(表現)を模索
 
□文学館の研究はいろんな分野(図書館情報学、博物館学、アーカイブ学、近代文学...)と係わるので各分野をつなげる活動をしながら、学問的な領域を確立していく。


感想
内なるMLA(融合)という考えをあまり意識した事がなかったが、1施設でMLAの要素をすべて持つということは資料の見せ方(活用の仕方)を選択できる面白みがあると感じた。
資料の見せ方を選べるという事は、お金の集め方を選べるという事でもあると思う。
資料展示に力を入れて幅広く利用者から集める。観光スポットとしての役割を果たせれば地域一丸の経営を望める。情報提供に力を入れれば研究者からの寄付金を集める事が出来る。・・・
資料を長期的に保存をしていくにはお金が必要で、その費用のすべてを各自治体からの援助だけでは足りなく各施設でしっかりとした経営を行う事が必要だとやっぱり思うので。


個人的には、あまり文学研究に興味はなく研究者視点ではなく、1市民なり、1観光客としての視点で考えてしまうのだが、そういう意味では文学館もちょっと敷居の高さを感じる。
前提知識がないと楽しめないという展示だと、みんなで観光しようという気にはなれない。
トリックアート展のような、作家とか作風とか知らなくてもわいわい楽しめちゃうような体験的な要素があると嬉しいのだが。


会場となった賀川豊彦記念・松沢資料館の展示で興味をひかれた資料の写真を載せておきます。
化学将棋 原子カルタ 星図カルタ ルール覚えるまで大変そうだけど面白そうだ。
星図カルタ化学将棋

スマートフォンで蔵書点検

2011.02.17 Thursday

2017/01/25 アプリの使い方が変わったので内容修正

続編も書きました。スマートフォンで蔵書点検 再び http://nagumonn.uhyohyo.pupu.jp/?eid=104

 

 

スマートフォンのアプリで蔵書点検機(ハンディーターミナル)があれば安上がりなのにと思いつつ、自分で作るスキルを持ち合わせてないので誰か作ってないかなぁと思い、最低限以下の3つの機能があるものを探してみたところ・・・

・ISBNやJANだけでなく自分で作ったバーコードが読める事
・連続読み取りが出来る事。
・CSVなどで出力できる事

 


発見しました。Android用の「QRコードスキャナー」というアプリです。
色々ネットで調べて結局見つからず、諦めかけてたんですが・・
自分のXperiaにインストールされていたアプリの設定を眺めていたところ、出来るじゃんという感じでの発見です。

 

 


と言う事で蔵書点検機としての使い方紹介

 

 

・事前準備 右上の…から設定を開き"連続スキャンモード"をONにします。
・その1 バーコードを読み込みます。
・その2 履歴→共有マークからGmailやDropBoxなど任意のアプリでファイルを取得します。
・その3 履歴→ごみ箱を選択して履歴をクリアします
以下その1からその3を繰り返す。

 

・その1 設定を開き"バルクモードでのスキャン"をONにします。
・その2 バーコードを読み込みます。(読み込み前に、歴史を開き"削除履歴"を必要に応じて行います。)
・その3 歴史を開き、"歴史の送信を"開きます。(このタイミングでSDカードにCSVファイルが作成されます)
     SDカードの中にBarcodeScanner→Historyフォルダの中のhistory-1297911094105.csvという様に作成されます。
・その4 開いた歴史をキャンセルします。
・その5 端末をパソコンとUSB接続し、SDカードのファイルを取り出します。

 

 

CSVファイルの中身は、読んだバーコード以外の情報が含まれているのでエクセル等で必要に応じて編集してください。
下記の様な感じで出力されます。
"読んだバーコード","読んだバーコード","バーコードの種類","何かの数字","読みとった時刻"

 

 


百聞は一見に如かず、「QRコードスキャナー」は無料アプリなので興味がある方は試してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

お酒と読書のハーモニー

2011.02.14 Monday

気づいたらTwitterでNIKKA_bardoku(ニッカウヰスキーのバー読)からフォローされていた。
私が呑んだくれだと知っていたのだろうか?


日常的にお酒を飲みながら読書する習慣があるのだが、バーではなく家飲み派です。
バー読の経験もあるのですが、どうも一人でお店で飲むというのが性に合わないようで、バー読経験は1度きり。
その時はBeerBarだったのでウィスキーではなくビール片手に小説読んでました。


たまたま手元にあったミステリー小説を読んだのですが、個人的にはバー読に小説は向いてないんじゃないかとその時思いました。
顔なじみの、店員さんに話しかけられたりと途中でちょくちょく読書が中断するし、飲み仲間があとからやってくるなんて状況も考えられるわけで。
どっちかというと気軽に読書を中断しやすい雑誌なんかの方がよいのかなと思ったり。


お酒の方に関しては、ビールよりウィスキーの方が読書向きだと思います。なんかビール飲むとトイレ近くなるし。


なんにせよ、お酒も本も大好きです。
わいわい飲みながらの読書会っていうんだったら参加したいなぁと思っているところです。


さて、今日もこれから読書です。ちなみに、おともはビールでもウィスキーでもなく、冷凍庫で冷やしたジン(ボンベイ・サファイア)にします。

#calil

2011.02.10 Thursday

 カーリルの中の人の以下の様なツイートを目にした。


カーリルでは、収益確保のため利用者のみなさまにお金をだしていただく方法を検討中です。これにより健全な運営とさらなる発展をめざします。

どうやら今のビジネスモデルじゃやっていけないようだ。
カーリルの収入源はAmazonのアフィリエイトという事だったので、勝手ながらちょっと試算してみよう。
Amazonのアフィリエイトは最大で売上の8%。ちょっと前のデータだが書店の一人当たり売上一位は、文教堂の約4600万とのこと。
カーリルも一人当たり売上が同じくらいになったとしても年間の収益は一人当たり368万円。そこから諸経費を引いて6割程度手元に残ると仮定すると利益はたったの220万ほど。

さすがにこれじゃカーリルだけで食ってはいけない。もっとも、カーリルを宣伝に、講演とか受託開発で稼ぐっていう選択肢もあるかもしれないが、そういうのは健全じゃないという事になるんだろう。



せっかく面白いサービスを提供してくれる方々が図書館の世界に現れたのでしっかり応援していきたいところ。
今後も新しいサービスを図書館の世界にもたらす方々の為にもちゃんと考えないといけない課題ですね。


カーリルの対象は主に公共図書館だけど、公共図書館(または図書館員)からお金を得るのは厳しいだろう。
根本となる財政基盤がガタガタだし、人件費削減でアルバイトスタッフばかりの図書館ではカーリルのせいで仕事が増えたと迷惑がっている人も多そうだ。


やはり、カーリルを使っている図書館の一般利用者からお金を出して貰うという選択になるのだろう。
素直に考えるならカーリルプレミアムといった感じのプラスαの機能を提供する有料会員サービスになるのだろうか。


例えば、新着情報のアラート機能などで新刊をいち早く予約できる情報サービスとか。
検索結果の並び順の重みづけを調整できるとか(出版年月日を優先するとか、貸出されていない資料を優先するとか)。


うーん。いいアイデアがすぐに浮かばない。
まぁ儲かるアイデアがあるなら自分でやっているさ、というベタな文句でアイデア不足を隠しておこう。


なんにせよ、新しいサービスで図書館を盛り上げていくという事は、一時的に図書館員の負担を増やしても、結果として図書館を取り巻く状況を良くするはずだと信じている。
もっと面白いサービスを提供してくれると期待しています。


(バナーに住んでいるデューイのキャラクターグッズ販売してもいいんだからね。)