変化を見せる試み

2011.04.08 Friday

資料は偉大でその価値は何年も年十年も発揮し続ける。
けれども、新しい資料の入ってこない図書館はすぐに飽きられ廃れてしまう。
てなわけで、うちの図書室も新しい資料を継続的に受入れるように気を配っているんだが、
いまいとつ新着情報がうまく利用者に届いていない気がする。
メールや掲示板でお知らせを出しているのだが、本を読むことにあまり興味がない人にとってはインパクトが薄い。

もっと新着資料が目立つように、日々新しい資料が入っているんだよという事をアピールすべく、図書室をプチ改装してみました。

壁に立てかけるようにしないと不安定な本棚という制約があり、壁に沿って本棚を配置していたのだが通路から覗いても本棚の横面しか見えないという状況でした。
そこで、通路に面する側にブックトラック置いて、そこに新着コーナーを移しました。
ブックトラックだと、高さがほどほど(120cm位)であり、本と本の隙間から後ろを見通せるので心理的な圧迫感がないかなと思ったり。



これで、新しい本が増えている事に気づいてもらえるといいな。

レイアウト
ブックトラック


 


 

机上の図書館

2011.04.03 Sunday

 半年ほど前から会社の図書室の開設・運営を行っているが、実はその前にも会社に図書館はあったんだ。
私の机の上に。

 

経緯を話そう。

 

私が入社した当時は中途採用がメインで、新人さん向けの研修制度というのが確立されていなかった。
その上、畑違いの仕事に就いたもんだから基礎知識からして足りない・・

 

しかたなく一人で入門書を読み漁る日々がスタートしたんだ。
そんな状態を続け、なんとか仕事が手についてきたなんて思ったりもしていた矢先に事変が起こる。
上司や先輩が大量にやめていく。補うように新人が入ってくる。私と同様に基礎知識が足りない人たちが。

 

そこで図書館を始めることにしたんだ。
知識不足で困っている新人さんのために、いや新人さんを促成培養しないと仕事が回らない自分のために。
「図書館はじめました。」の看板を掲げ、机の上に50冊ほどの本と手書きの貸出ノートを用意して。

 

でも、やっぱり会社にはちゃんとした図書館が必要だよなと願いながら、地道に机上の図書館運営を続けていたところ、ある日突然に図書室作っていいよと言うお達しを頂くことになった。
そんな訳で今の図書室運営が始まったのである。

 


4月です。新人さんがたくさん入ってくる季節です。
会社に図書館が欲しいと思っている方、図書館に勤めたかった方、机上の図書館から始めてみませんか?

絵本を贈ろう

2011.03.30 Wednesday

 同僚から日本ユニセフのやっている「ちっちゃな図書館」プロジェクトに乗って絵本を贈ろうという声かけを頂いた。
良い企画だと思うので図書室も賛同という形で、集めた絵本置き場という場所と、埋蔵図書カード(大した額じゃない)を提供することにした。



ところで、この「ちっちゃな図書館」プロジェクトで気になる注意書きがある。


※多くの子どもたちが共有するため、新品や新品に近い状態のもののみをお願いします。(書き込みや破れのあるものは不可)

事実上、寄付をするには新しい絵本を買って提供しなければいけない人が結構いるってことだ。(一人と一猫生活な私もそうだ)
新しい絵本をそれぞれが個人で購入するよりも、その分のお金を取りまとめて絵本を買った方がダブりや不適切な絵本が集まる無駄を省けるのではないかと。
その一方で、寄付する個人が絵本を選択する自由がある楽しさが、無駄が出る以上に絵本がたくさん集まるインセンティブになるのかとも思ったりもする。


まぁ急ぎの話なので、考えるよりもまずは行動か。きっと子どもたちに喜んでもらえると信じて。



さて、絵本を選ぶ楽しさについてだけど。
子どもが自分で好きな絵本を選ぶよりも先に、まず親が選んで子どもに与えるとのがあるとおもう。
この絵本を読んで、あんな成長を遂げてほしいという願いをこめて。

当然、子どもは親が選んだ本のすべてが気に入るわけもなく、取捨選択してお気に入りを見つける。

親はその反応を見ながら、次に与える絵本を選ぶ。

子どもはまた取捨選択してお気に入りを見つける。


という風な絵本選びコミュニケーションを続けることで、子どもの個性が育まれるんじゃなかと。



で、私が子供のころ好きだった絵本はと言うと
これとか はじめてであう すうがくの絵本 (1)
これ3びきのこぶた (美しい数学 (6))

その結果、しっかり考えられるわりに、やることテキトーだよねと言われるような成長を遂げましたとさ。

資料データの情報量はOPACの利用率に貢献する?

2011.03.25 Friday

 かき集めた資料350冊から始まった図書室ですが、徐々に資料の登録件数も増えてきて図書500冊、雑誌550冊という状況になりました。
今まで会社になかった新しい資料が増えたことで、多少なりとも利用される兆しが見えてきたといった感じです。
図書資料の増加分の大半は寄贈によるものです。感謝感謝。


さて、貸出と違って、いまだ利用されている気配がないのがWebOPACです。
この程度の資料数だと、検索なんかするより図書室にきて本棚をブラウジングしたほうがお目当ての資料がすぐ見つかると思われているのだろう。うん、そうですね。OPACで検索出来る情報が、本の表紙レベルなんで・・・

貸出をするために装備を優先し、資料データの質なんかちっともこだわらなかった結果ですが、
WebOPACの検索結果から、本棚ブラウジングでは出来ない資料との出会いを演出したいとも思い、やっぱりデータも大事かなと考えなおしたり。

そんなわけで最近は雑誌の特集記事の遡及入力なんかをやって情報量を増やそうと頑張ってます。例によって、NDL-OPACの雑誌記事索引検索を流用で。


ただ、残念なことにデータを作る手間ってのがバカにならない。
正直なところ件名をせっせと付与したり、細目いれるなんてことは小規模図書室じゃ無理。

情報量豊富なデータを国会図書館なり、出版元なりが整備して安価に提供してくれないかと本気で願っている。

天気予報を使って利用率をあげよう

2011.03.21 Monday

 諸事情により3連休の予定がみんなキャンセルとなっておりました。


で、土曜日は思いつくままに飲みに行って終電が無くなり・・・
日曜日はブログのテンプレートを修正しようとしてレイアウトが崩れ、直そうとするたびに泥沼にはまり、結局一晩かけて1から作り直し。
本日は、ほったらかした家事をまとめてやるわけですが、こんな日に限って雨。洗濯めんどくさいです。


予定がなくても天気予報くらい確認しておくんでした。
こんな天気なら週末に買い込んだ本をじっくり読みふけりたい。


ふと閃いたんだが、金曜日に天気予報を確認して「週末の天気は雨だそうです。図書室で本を借りませんか?」とアナウンスをしたら利用率があがるんじゃないかと。
幸い、企業図書室なら声をかけてすぐに反応が返ってくる可能性は高いはず。思いついたら30秒で図書室にいけるんだから。


社会人で本を読まない理由として、時間がないというのは結構ある。だが暇が出来るタイミングで本を差し伸べられたらどうだろうか?
試してみようじゃないか。