楽券(らっけん)というのは楽天市場で買えるデジタル商品券である。
すき家の牛丼なら1杯350円。店頭価格と変わらない。でもポイントが付くからちょっと得。そんな商品券である。
有効期限の迫った楽天ポイントの消化や、買い回りセールのお供にどうぞと紹介されているサービスである。
この楽券利用の何が罰ゲームかと言うと、店員が制度を知らないので会計が進まないのである。
会計時に楽券を使うと伝えるとポカンとされる。
店員が日本語に不慣れだから伝わらないのかと思って、「ラッケン、ラクケン」など発音を変えても無駄である。
レジ前に貼ってある店舗コードの記された楽券の案内を指さすと、店員はようやく楽券なるものがある事を認知する。
この後の店員の行動は決まっている。厨房にいるもう一人の店員を呼びに行くことだ。
ちょっと詳しそうな店員が出てくるのでスマホを見せながら楽券を使うことを告げる。
かなり運が良ければ、そのまま会計処理してくれてゲームクリアだ。
よくあるルートは楽天Edyでの支払いと勘違いされるパターン。
確かにどちらも楽天のサービスだが、もう一度楽券の案内を指しながらゆっくりと「ラ・ッ・ケ・ン」と伝えよう。
ラクテンとラッケン聞き取りにくいよね。
その後、店員はレジとにらめっこを始める。
時間はかかるが、楽券ボタンを見つける(実際のレジ操作は知らないけど)
カシャーンの音と共に350円の表示が0円になりレシートが出てくる。ゲームクリアだ!
店員と互いにほっとした顔を見せ合う。後ろには会計を待たされた客の鬼の形相があるのでそそくさ店を出よう。
他のパターンは「ワタシ、ホントニ、ドウシタラ、ワカリマン」である。
教えてくださいと聞かれても、こちらにはレジ操作は分からないのである。
スホマの画面を見せながら、この商品券で決済できるんですと説明するしかない。
会計待ちの列が伸びるたびに店員が悲痛の顔になる。私も恥ずかしい。
じゃあもう現金で払いますとは言えない。だって楽券の使用期限切れてしまうから。
この膠着状態になると、「ワカリマシタ、ダイジョウブ」と言って会計が終わる。
何が大丈夫なのか分からない。無銭飲食はしたくないので、スマホを見せながら商品券を使用済みに変更する。
とにかく会計はしたからねと言う気持ちを伝えて、後ろの客の顔を見ないように逃げるように店をでる。
レジに表示された350円の表示はその後どうなったかは知らない。
まだこのゲームの周回数は少ないので詳しいことは分からないが、店長を呼び出される、後ろの客と喧嘩になる、警察に突き出されると言った他のエンディングがあるのかもしれない。
ちなみにこの楽券(らっけん)は、LINEやFacebook、メールなどで友人にプレゼントできるのである。
恐怖のゲームにレッツ招待。
ありがちなトラブルであろうが、注文してから2週間経ってからのこの振る舞いには腹が立つ。
そもそもショップの在庫管理に起因する事なのに、ショップ側からの勝手にキャンセルできるのか疑問に思って調べてみた。
まずは、楽天市場のよくあるお問合せを検索すると、それっぽい事例が見つかる。
ショップの都合で一方的にキャンセルされた
楽天市場では、商品の在庫管理はすべて各ショップにて個別に行っております。
万が一、ショップの都合でキャンセルされたなどございます場合は、楽天市場よりショップへ事実確認等行いますので、お問い合わせください。
※なお、確認後、ショップにて在庫がないなどの事由で、商品のお届けが困難な場合もございます。あらかじめご了承ください。
https://ichiba.faq.rakuten.net/detail/000009744
YesともNoとも言えない表現。問い合わせないと分からないが、在庫がない場合は仕方がないという事か?
続いて、楽天ショッピングサービスご利用規約を確認
第2条(購入の申し込み等)
3. お客様が申し込み手続きを完了した時点では、お客様とショップとの間に、当該申し込みにかかる商品の売買契約は成立しておりません。購入履歴のステータスが「店舗確認済」に変わった時点で、申し込みにかかる商品について、売買契約が成立します。ただし、お客様が商品の購入を申し込んだショップによっては、購入履歴のステータスが「店舗確認済」とならない場合があり、この場合、以下最も早い時点とします。
(1) ショップから申し込みを承諾する旨の連絡が送信されたとき
(2) 商品の発送が行なわれたとき
4. お客様による申し込み手続き完了後に、ショップが取引をお断りする場合があり、この場合、ショップに売買契約の履行を請求することはできません。
http://www.rakuten.co.jp/doc/info/rule/ichiba_shopping.html楽天市場での注文の流れと契約成立時期
https://ichiba.faq.rakuten.net/detail/000006664
申し込み手続きを完了した時点では売買契約が成立しておらず、ショップ側のキャンセルが認められている事がわかる。
イズミックワールドのサイトにも在庫についての注意書きがあり、注文しても商品が用意できない事がある旨の記載がある。
あくまで注文確認時の免責であって、確認済になってからではなさそうだ。
在庫について
当店の在庫は関連部署と共有しているため在庫数が常に変動しております。そのため「在庫あり」の表示となっていましても商品がご用意できないことがございます。その際はご注文の確認時に別途メールにてご連絡させていただきます。
売買契約が成立しているかが一つのポイントになりそうだ。
規約、ヘルプページを読むと楽天市場の取引では「購入履歴のステータスが「店舗確認済」に変わった時点」となる。
今回はステータスが「店舗確認済」になっていたので売買契約が成立しているケースである。
なお、売買契約成立時期は通販サイトによってまちまちの様である。
例えばAmazonでは、「商品が発送されたことをお知らせする電子的通知を当サイトから提供する時点」であるし、
Yahoo!ショッピングでは「取引条件に関する双方の意思が合致したときに成立します」となっている。
Amazon.co.jp利用規約
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=jp_surl_conditions?nodeId=201909000
Yahoo!ショッピングガイドライン
https://topics.shopping.yahoo.co.jp/info/guidelines/
さて、売買契約成立後にショップ側からのキャンセルができるのかというとご利用規約には見当たらない。第4条に申込者側からのキャンセルについては記載がある。
また、出展者の規約を見てもそれらしき事項は見当たらない。
出店規約(PDF) - 楽天市場
https://www.rakuten.ne.jp/gold/_sales/pdf/kiyaku.pdf
楽天の規約には記載はないので、売買契約の解除について民法について調べてみる。
契約の解除は法定解除、約定解除、手付解除に分類される様だ。
法定解除は相手側の債務不履行があった場合などに解除することである。ショップ側が商品を提供できず、自身の債務不履行を理由にショップ側が解除するというのは明らかにおかしい。
約定解除についてだが、今まで見てきた楽天の規約やとあるショップのサイトを確認する限りでは在庫がない場合の解除権を有するような記載はなさそう。
手付解除については、今回は手付金は登場しないので考慮する必要はなし。
法令解説【民法】 -LSC綜合法律事務所
https://www.lsclaw.jp/keiyakukaijo/ruikei.html
【消費生活相談に役立つ民法の基礎知識】 第 8 回 -国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201401_14.pdf
ここまで調べた感じだと、ショップ側からの勝手にキャンセル(契約解除)はできないのではという疑念は深まる。
ただ、実際には勝手なキャンセルは困る旨ショップに問い合わせてみたものの、ショップの方で一方的にステータスをキャンセルに変更されてしまった。
またショップ側に解除権があるのかについて楽天サポートに問い合わせてみたものの、楽天市場での取引は、お客様とショップでの直接取引なのでショップに問い合わせてくれとの回答である。
結局の、法律の解釈と楽天やショップの実態がずれていて何ともはっきりしない。
法律的な解釈としては、ショップ側の債務不履行に対して、損害賠償を請求できるという事になるけど。
通販ショップの不誠実について訴えたい。-Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1387337048
【消費生活相談に役立つ民法の基礎知識】 第10 回 -国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201403_15.pdf
まとめにかえて。
在庫がない場合にショップ側は勝手にキャンセルするし、楽天市場は黙認する。
Amazonなどでも、同様にショップ側が勝手にキャンセルするが、売買契約成立を商品発送の連絡をもってとしているため、それまでの間は客側にもキャンセルできるシステムにしており公平を担保している。
楽天市場では早期に売買契約を成立させ客側のみを拘束し、ショップ側はキャンセルできるシステムである。
ついでに言うと、楽天市場でキャンセルされると購入履歴が閲覧できなくなり、ショップへのレビューも不可である。
また、使用したクーポンや期間限定ポイントは消滅する。
楽天市場罠が多いな。
とりあえず、引き続き法律に則って商品を送ってもらうよう催促するかな。カラダカルピス今も販売してるし。
今年からベランダで水耕栽培を行っている。
水耕栽培は栄養の供給が踏んだんだから、次から次にとれる果菜向けという事でトマトとメロンが適しているだが、どれも旬は暑い時期である。
だからと言ってせっかく買った水耕栽培キットを寝かせておくわけにもいかない。
そんな訳で物は試しにあまブロワーなる野菜を育てている。ブロッコリーとカリフラワーの交配種である。
ブロッコリー・カリフラワーの絵本 (そだててあそぼう)によると、
”ブロッコリーは花が咲く直前の完成したつぼみだけれど、カリフラワーは、花のつぼみができる前の状態のものなんだ”
という事だが、あまブロワーはどっちなんろう。
見た目にはブロッコリーっぽいなという雰囲気はあるが、味はカリフラワーより。花らいはどっちなのかは分からない。
9月の頭に種を蒔いたあまブロワーはすくすく育っている。
直径20cm程度になっていてスーパーで並ぶブロッコリーよりもかなり大きい。水耕栽培の効果か。
収穫適期は気になるが、どんどん大きくなるので面白くてそのままにしてある。どこまで育つんだろう。
ちなみに使っている水耕栽培キットはアクア栽培キット ie・na(イエナ)という製品である。ホームハイポニカのOEMらしく性能に何の問題もないのだが、どういう訳だかamazonで半額ぐらいで投げ売られていて大変コスパがいいのだ。
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スイカパーティの予定まで組んでいたのにショックであるが、秋冬野菜の栽培に向けて気持ちを切り替えよう。
ここらで、一旦今年育てている野菜を振り返る。収穫量は週ベースである。
■失敗した野菜
・スイカ
1種計2株栽培
突如枯れてしまった。収穫までたどり着けず...
・万能ねぎ
キュウリのコンパニオンプランツとして畝脇に種まき。
発芽したところは確認したが、繁茂する雑草に紛れた。
そしてたぶん一緒に刈り取ってしまった。ごめん。
■収穫できた野菜
・ラディッシュ
空いているスペースに適当に種をばら撒いて放任栽培だが問題なく収穫できた。
葉っぱは虫食いだらけだし、いびつななのも多かったが、それらを処分しても多すぎる収穫量。お手軽。
・枝豆
ナスやピーマンの株の間に種まき無事に収穫。
取れたての枝豆の味は格別。これぞ家庭菜園の醍醐味。
ざる3つ分あったので、もっと時期をずらして蒔けばよかったと後悔。
少しながら第2陣も控えている。
・トウモロコシ
スイカの畝脇に種まき。支柱も立てず土寄せもせず放任していたら強風で倒れた。
しばらくしたら何事もなかったように立ち直り無事に収穫。
病気も虫の被害もなく強靭で栽培簡単。取れたてのトウモロコシの甘さは際立っている。
■現在進行中
・キュウリ
2種計4株栽培
取れすぎて食べきれない。毎週5〜10本位収穫できる。
夏の暑さのせいか病気になったり疲れ気味だが、それでも十分な収穫量を誇る。
週一栽培だと収穫適期を過ぎてしまうので市販のズッキーニ以上のサイズになる。人を驚かす事はできるがここまで育つと味はいまひとつ。
・ナス
3種計6株栽培
週に3個位の収穫が続いている。1本仕立てでゆっくり長期収穫を目指す作戦が狙い通りにはまっている気がする。
株も順調に育っている様子。
・ピーマン
2種計4株栽培
ちょっと変わった野菜は育てにくいと思っていたがバナナピーマンの収穫量が増えてきている。
普通のピーマン1個に対してバナナピーマンは5個くらいのペース。
ピーマンはさほど好きではないけれど、バナナピーマンは苦みがなく美味かった。うれしい発見である。
・トマト
3種計6株栽培
株ごとの状況が2つに分かれた。支柱の先まで届いた株もあれば、病気で生育が止まってしまった株もある。
順調な株は実が染まり本格的に収穫モード。本日は大玉4つに中玉8つの収穫。トマト好きなので楽しくてしょうがない。
実がついてから染まるまでの期間は思ったより長い。2か月近くかかりその間に虫だったり強風だったりで傷んでしまう。
お店で並ぶような綺麗なトマトを作るのはやはり難しい。
摘み取った脇芽を持ち帰ってベランダでも栽培している。手軽に増えせるお得感。
・落花生
トマトの株間に種まき。
ひっそりと株を大きくし花が咲き始めている。
このまま秋の収穫まで無事に育ってほしい。
以上。さて次は何を育てるか。
そんな状況だが、ナスにピーマン、トマトにキュウリと植えた野菜は一通り収穫ができるようになった。
不遇な環境だからこそ、子孫を残すために実をつけるというやつだろうか。
週に1度しか面倒見れないけど、さてどこまで収穫できるかな。
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10日ほど前に風邪をひいてから体調が低空飛行である。頭痛が収まらず困ったものだ。
さりとて雑草が繁茂するし、ほっとくわけにもいかないと畑に向かう。
いつも通り草むしりからと屈んだところ腰に痛みが走る。やれやれ役に立たない体だ。
草むしりもおざなりに畑を見渡すとキュウリに異変が。
下の方の葉が全部枯れ落ちている。中段の葉を見ると黄色の斑点が出ており病気の様だ。お前もか。
変わり種品種をと思って育て始めたホワイティだったが軟弱であったか。
とりあえず今日はピーマンを3つほど収穫して帰宅。
早く病気よ治ってくれ。
]]>
キュウリの植えたばかりの畝はスペースが余っていてもったいなかったので、ラディッシュの種を蒔いたらすくすく育った。
プランターで育てた時は親指大のちっさいのしか出来なかったが、ジャガイモ並みのサイズに育った。スーパーで見かけないようなサイズ感にビックリである。
割れれてるものも結構あったので育てすぎかもしれないが、概ね栽培成功と言えるでしょう。
収穫が始まってくると畑に通うのも楽しくなってくる。次は何の野菜が取れるかな。
]]>今週はあまり雨が降らなかったので、相変わらず土の表面はからっからになっていた。
それでも萎れた様子はなくしっかり定着したと思われる。
といってもあまり成長した感じもせず先週と変わり映えしないけど。
プランターと違って、畑では水やりは殆ど不要という話を聞いたことがある。
水をやらない方がしっかり根を張って育ちが良いという理屈だ。
でも周囲の区画の方々育て方はというと、みんな忙しそうに水をやっている。
実際やってみないと正解が分からないのだが、悩んだ末に今日は水やりをしないで帰ることにした。
他の方のように毎日様子を見に来れる訳ではないので、真夏の暑さに耐えられるように今から訓練する方向にした。
ピーマンの支柱立てました
]]>
ホームセンターの支柱のコーナーは様々な長さや太さの支柱が並んでいるのだが、
トマトには専用の支柱セットが用意されている。さすが家庭菜園で育てたい人気野菜だ。
気になったのは「トマポール 」という螺旋状の支柱である。なんでも支柱への誘因作業が要らないんだとか。
通常の支柱の倍くらいの値段だったので今回や見送ったが、毎年庭でトマトを作ると決めたらきっと買う。
さて、今週の畑の様子はというと、急に気温が下がった影響をものともせず順調に育っている様だった。
トマトは小さな実が早くも付いていた。
これは思ったよりも早く収穫ができるのかもしれない。
昨日はかなり風が強かったので心配になって畑の様子を見に来たが、幸いな事に問題なさそうだった。
支柱を頑張って立てた甲斐が少しはあったかな。
ついでに今回はバーク堆肥でマルチングを施してみた。土壌の保水性向上を狙っている。
畑を耕していた時から気になっていたが、土表面が乾燥しやすくカッチカチになってしまう。
前回キュウリが水切れでヨレヨレだったので、なんとかしたいと思っての処置である。
蒔いた量は全部で20L。それぞれの苗の株元に施した形だ。
トマトに保水性や保肥性の向上が必要なのかは分からないが、病気予防にもなる様だったので全部の野菜に同様に処理した。
バーク堆肥でマルチ処理することで雑草予防にもなるらしい。
畑全体に点在的に小さいな雑草が生えてきているので、もし効果があるようだったら株元だけと言わず全面散布も検討しようと思う。
定植段階で既にキュウリのツルが伸び始めていたので、支柱を立てることにした。
ホームセンターでネットやら支柱やらの資材を見繕うと全部3,000円以上と思ったより高い。
昨日スーパーでキュウリが一本25円で売っていたので、苗代と合わせると150本は収穫しないといけない計算だ。
4株で150本は家庭菜園ではかなり厳しそうだ。去年プランダーで育てたキュウリの収穫は10本程度だったし。
いっそ地這いで育てようかと思ったがろくな結果にならなそうなので、一旦落ち着いて考える。
支柱の耐用年数はどのくらいなのだろうか。
YAHOO!知恵袋によると、錆びるまで5年折れるまで7年という回答があった。
国税庁のサイトによると農業用設備の耐用年数は一律7年となっている。
支柱は減価償却の対象となる設備ではないだろうけど、とりあえず7年と結論付けておく。
そう考えると今年分の支出はワンコインで収まる範囲。これなら採算が取れそうだ。
市民農園の利用期間が2年であることはこの際忘れておこう。
結局購入したのは高さ2.1m直径2mmの支柱。キュウリはどこまでも伸びていくイメージがあるので手の届く範囲で長いものした。
畑に運んで、さっそく作業と思ったら暑さにやられたのかキュウリにやる気が感じられない。
一昨日はあんなにやんちゃだったのに、水切れでヨレヨレではないか。
プランターと違って畑は水やり不要なんて思ったら危ない。定植直後も普段通り週一ペースの様子見だったらキュウリ、ナスあたりは壊滅してたかも。
それに比べるとトマトは何の問題もなさそう。トマトは乾燥に強いと知識として知っていたが実感が伴った。
キュウリは合掌式で支柱を立てると本には書いてあったが、不器用なのであきらめた。
合掌式は斜めに2本の支柱を交差させていくのだが、同じ角度で交差する支柱を何組も作るのが面倒なのだ。
結局直立にして櫓のようにしてネットを貼った。
ふと見かけて買った園芸支柱クロスジョイントはかなり便利だった。丸い支柱同士を交差して結ぶという不器用泣かせな作業が不要になる。
GW過ぎたらこまめな管理なんてできないから、定植した苗がちゃんと定着するのを祈るばかりである。
気温も上がってきたので待ちに待った野菜苗の植え付けである。
植えたのはトマト6株、キュウリ4株、ナス6株、ピーマン4株そしてスイカ2株。
ちょっと欲張りすぎて窮屈な感じはある。
週に1回程度しか様子を見に行けないので全部丈夫接ぎ木苗にした。
近所のホームセンターで購入したのではなく通販で取り寄せた。
ホームセンターで買えば元気な苗を見て選ぶ安心感はあるが、品揃えが限られている。
どうせなら普段スーパーなどで見かけない変わり種も育ててみたいという欲求もあり今回は通販という選択した。
一定金額以上で送料無料という巧妙な罠にハマり、畑の広さを考えずちょっと買いすぎた気はする。
植え付け作業は思ったより時間が掛かった。
地這いで育てるスイカ以外は仮支柱を立てたのだが、これが思ったより面倒だった。
それからアクシデントが一つ。ふたを開けたらキュウリのツルが伸びておりトマトに絡まっていた。
ともあれ作業を終えると達成感と供に早くも収穫への期待感が膨らんでくる。
ちょっと心配なのは縞美人。元気がなく儚げである。佳人薄命と言わず元気に育ってほしい。
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今日の作業は牛糞堆肥20Lを元肥えとして投入。
ナス科の植物は30cm溝を掘って入れるべしと書かれていたので、せっせとスコップで土を掻き出して堆肥を入れてはまた埋める。
毎週耕した効果が出ているのか土が柔らかくなってきているが、それでも地味に体力を奪われる。
堆肥の投入が終わったら全体的に畝の様ものを作成して作業終了。
様なものと表現するのはあまりにも凸凹だらで畝と呼べるレベルじゃない。
周りの区画を見渡すと、土を振るいにかけてすべての砂利石を取り除いたなんて人もいて、土づくりにかける執念はみなすごい。
うちの畑なんか今日は洗濯ばさみが出てきたという有様なのに。
畝が綺麗だと生育が揃って良さそうな気もするが、時間もそれほど取れないしあまり気にしないで進めようかなと思ってる。
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カチカチに固まる土壌を何とかしよう。という事で腐葉土を混ぜてきた。
ふかふかの土と言ったら腐葉土というイメージがなんとなくある。
混ぜた腐葉土は全部で40L。
完熟腐葉土は見た目よりはかなり軽い。だが、ホームセンターから徒歩30分の道のりは長かった。
赤子を抱きかかえるようにして何とか運んだが、農園に着いた時には腕が上がらないありさま。
とてもじゃないが頑張って耕そうというテンションになれない。
そんなわけで、全体的に適当な感じに漉き込んで作業終了。
見た目にはあまり変化ないが多少なりとも効果があると期待したい。
市民農園の利用説明会の講師の話によると、ホームセンターで売っている鍬や鋤は刃渡りが20cm程度で深く耕す事ができないそうだ。かといって刃渡り40cmもあるような専門的なものを買うのは金銭的にもったいないとのこと。畑を耕す用途にしか使えないから。
スコップなら芋を振り起すのにのも使うし、農作業以外にも使うので汎用的。災害時に鋤じゃ人は救えないけどスコップなら救える。
という訳でホームセンターで買ってきたのは金象印のマイフィット キューフォーショベルという製品。
スコップにまでユニバーサルデザインが浸透しているとは思わなかった。体重をかけやすいように肩の部分に平たくステップが設けてあるのである。刃先にも溝が付いていて耕すのに向いてそうだ。
軽くて手頃な値段なら何でもいいと思っていたが、スコップ選びもなかなか奥が深い。
畑での作業だが、じゃりを取り除きながら全面をスコップの深さ程度耕す。それほど固くはなかったで1時間ほどで全体を荒く耕せた。
「マンガと絵でわかる! おいしい野菜づくり入門」によるとトマトは30cm、ナスは30cm〜50cmの溝を掘って肥料を施すとあったので、栽培予定地に溝を試しに掘り始めたがこれがかなり大変だった。耕すのはスコップの上に足乗せて体重かけるだけだが、掘るとなると土をどかすために腕の力が必要となる。そして深さが20cmを超えたあたりから急に固くなるのだ。
なんだかんだで、全部で3時間ほど耕作作業したところで体力の限界を迎えて作業終了。
耕していて分かったのが、全体的に粘土質の土壌なのだ。そういえば先週来たときはぬかるんでいたが、今日は表面がひび割れていた。これは結構土づくりが大変そうだ。
JUGEMテーマ:家庭菜園
今日から実際に市民農園に行って作業開始した。
農園の状況確認と、土づくりが今日の目的。
農園に立ち入って早々ぬかるみにはまる。
汚れることはある程度想定して古いスニーカーを履いていたが、ジーンズの裾まで汚れたので長靴は必要らしい。
幸いなことに水道はあったので、汚れた手や靴底を洗うことはできた。夏場の水やりも安心だ。
園内を見渡すと道具置き場は無いのだが、外周スペースが広くみなスコップやら支柱をそこに立てかけてあった。
ゴミは持ち帰らないといけないが、農具についてはある程度許容されている様だ。これはかなり助かる。
トイレは無かったが、すぐそばにある公園や市民体育館のトイレが使えるので不便はなさそう。
畑の状況はというと、雨を吸っているせいか足跡が付く程度の緩さ。耕すのは楽そうな雰囲気。
気になったのは結構砂利がある。毎年使っているなら取り除かれてそうなものだが不思議だ。
そして、すでに所々うっすら雑草が生えている。夏の草刈りを考えると気が重い。
今日の作業メインは土づくり。と言っても酸性土壌の中和のために石灰を蒔いただけ。
蒔いたのは東商 3坪石灰というやつ。丁度使い切れる量であることと、有機性で与えすぎによる害が少ないという事で選んだ。
結局土壌のphなんて計ってないし適当栽培には丁度いいかなと思ったのだ。
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昨年から猫の額ほどのベランダで野菜作りを楽しんでいるが、今年は市民農園を借りることにした。
すでに募集期間は過ぎていたが、幸いなことに空きがあったのだ。
今回借りたのは12平米の区画で、年額6,600円の2年契約。
GoogleMapによると家から2.8kmで徒歩35分という微妙な距離。週末にウォーキングが義務付けられた。
元々の土質は荒木田だが、赤土を客土してあるらしい。
同じ市内でも場所によって土質がだいぶ違うようなので、次に借りる時はその辺も意識しよう。
ベランダ菜園と違って毎日様子を見れないのは心配だが、晴れた週末だけの作業でどこまで育てられるか記録を残していこうと思う。
まだ利用者説明会に行っただけで、現場も見ていないけれど。
今年は店番をサボることにしたので、一般参加者として受付して入場した。初日の開場前の受付は結構混んでるんだなと実感。
参加したフォーラムは全部で5つ。その中から2つ取り上げて感想などを。
「次世代CiNii」の展望
今年のNiiフォーラムのテーマはオープンサイエンスだそうで、このフォーラムでは研究データの検索サービスをどうしていくのかという話。
脱線するけど、そもそもこのテーマに興味を持ったのは昨年「キャンパス内自然資源の調査結果をOPACに登録する」という仕事を担当したからだ。データの内容は、各エリア毎にどんな生き物がいたとか、雰囲気はどうだとかそんな内容。データの件数も、調査項目数も大したことはなかったけど苦労したのを覚えている。
書籍情報を登録する時であれば、タイトルや著者の項目に何を入力すればいいか悩むことは少ないけれど、自然資源の調査データのタイトルって何?みたいな所から始まる。タイトルに登録する情報は「エリア」なのか「生き物」なのかとか。「A地点にカエルがいる。B地点にカエルがいる。」と捉えるべきか「カエルがいるのはA地点とB地点。」と捉えるべきか。そんな事を悩みながらデータ変換ツール作った思い出が。季節によって生息する生き物が変わるのをOPACでどう表現するかとか悩んだなぁ。
データ扱う人がもっと評価される時代が来るといいね。
形だけの学生協働を超えるポイントはこれだ! 仲良しクラブで終わらせない!共読アスリート育成術 〜学生サポーターズと創る<共読ライブラリー>2ndステージ〜
毎年ブース見学しているので、今更かなと思いつつフォーラム参加したんだけど案外面白かった。冒頭の挨拶から、裏番組の近大フォーラムを意識した挨拶がなされたり、共読サポーターの面倒をみる職員に負担が集中してブラックな労働環境だとかいう発言が飛び出し驚いた。これらの発言がでるのは、学生協働をビジネスと一環としてきちんと位置付けているんだろうなという印象を受ける。
他にも、黒板本棚に書く本の紹介は3つの要素「15文字くらいで要約/引用を入れる/キャッチコピーをつける」を必ず入れるという事が紹介されていて、現場で普通に使えそうなノウハウを持っていそうだなと思った。
ここからはブース見学の話。去年たくさんいたペッパー達はどこへ消えたのか。
ともあれ、興味を持ったブース挙げていく。
株式会社ハコヤ
建築CG/VRの作成会社。図書館のサイン計画の良い例悪い例をVR再現するというコンセプトだったけど、そんなことは全然頭に入らずVRで再現された図書館を自由に散策できる体験が面白かった。アクセシビリティの確保と場としての図書館が両立できるんじゃないかとか色々アイデアが膨らむ。
「としょけっと」
荷物がかさばるのが嫌で会場内の書籍バーゲンセールはスルーするんだけど、普段行く図書館や書店で見かけない本が並んでいて思わず買い込んでしまった。危険。
キハラ株式会社
恒例となったグッズ販売かと思って眺めていたら、売り子さんは以前交流会などで見かけた元学生さん達だった。やる気のある学生が図書館関連企業を就職先として選んでくれるのはいい流れだと思った。総合展と就活の関係性は気になるテーマ。
新しい図書館ができないと売り上げ目標が達成できないって嘆く姿に共感。
国文学研究資料館
新しくできた古典籍の総合データベースの紹介。検索するのにコツがいるんですという説明に、どんなUIなのか逆に気になって引き込まれる。古典籍の事は全然分からないんだけど、各データに付与するタグの決め方とか関心のあるトピックが詰まっていた。
自然の会
出版社ブースと言えば手掛けた商品がずらっと並ぶと思いきや、カメムシ図鑑の隣にカメムシの匂いをかげるコーナー展示。越冬のために仲間を呼ぶときに出す香りはハイチューの青りんご味にそっくりだとか。一つ賢くなった。
次は水棲のカメムシをテーマに編纂するらしい。
参加した飲み会は、1日目交流会と図書館総合展大交流会2017&Library of the Year 2017 懇親会。それと会社の打ち上げ。
企画してくれた幹事の皆様に感謝いたします。
なんだかんだで物販にお金使ってしまったなぁ。
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簡易的な給水グッズを使っていたが全然足りないので本格的に自動水やり装置を導入を決意した。が、...結局うちのベランダ菜園向きの商品は見つけられなかった。
市販の製品は蛇口に取り付けるタイプのものばかりで、ベランダに水道の無い環境では設置できない。
そんなわけで、自動水やり装置を自作できないものかと調べてみたら、すぐに下記のブログが見つかった。
材料費1500円以下で電動自動水やり器を自作する方法 - 芋づるハピネス
http://imohapi.com/mizuyariki/
参考になったが、目覚まし時計の分解とかハンダ付けとか色々面倒そうだった。
仕組みは分かったので、工作しない方法を探すことにした。
必要な機能は3つだけなので、それを代替する手段を探すことにした。
・タイマーで指定した時間に起動と終了する
・バケツの水を汲み上げる
・プランターまで水を届ける
買い揃えたのは電源タイマー、風呂水ポンプ、給水ホース。
実際に買った製品は下記の通り。
■簡単デジタルタイマー PT70DW 1,050円
曜日や時間を指定してのon/offの組み合わせを14パターン指定できる優れもの。
実際には、毎日の朝と夕の2パターンしか使わないんだけど。
最小設定単位が1分で水量調整しやそうなのでこれを採用。
■バスポンプ ミニポンディ KP-103JH 1,636円
時間当たりの吐水量などはどうでもいいので、価格だけで決めた。
■セフティー3 園芸給水 点滴ノズル 10か所同時水やり 鉢・プランター用 STN-1015 2,788円
一番悩んだポイント。育てる野菜によって給水量を調整したいと思ったのでこちらを採用。
価格優先なら100均のシャワーヘッドでもいいし、満遍なく散布するならミストシャワー。広範囲ならスプリンクラーなど選択肢が多い。
今回購入した機器は接続も問題なく、バケツに風呂水ポンプを放り込んだら思った通りに稼働してくれた。
唯一の問題は、今回電源を室内から取っているのでケーブルを外に出す分だけ窓が数ミリ開きっぱなしになってしまう。
AC出力対応のモバイルバッテリーも1万円位で購入できるし、電源を外に作る事を検討しようかな。
せっかくなので、今まで使っていた給水グッズもレビューしておこう
■scheurich シューリッヒ フロッギー グリーン 585円
カエルの口に貯めた水を徐々に土に浸透させていく。見た目は可愛いが貯水量と供給スピードが物足りず、夏場の野菜の水やりには向いていない。
多肉植物などの観葉植物のお供には丁度いいかな。
■水やり楽だぞぅ(4本入) E-87-B 639円
ペットボトルとかバケツとから給水できる便利グッズ。
使い方にコツがいる。ペットボトルを置く高さで供給量が決まるが加減が難しい。
素材はただの綿紐なのですぐボロボロになる。
■大宮グリーンサービス 水のお留守番 土150L分 150g 1,200円
土に混ぜ込む吸水ポリマー。保水力は目に見えて上がる。5つのプランターで使用したが根腐れは起こらなかった。
ただ一度混ぜたら取り出すのは困難、乾燥を好むトマトなどを植えるときに困るかもしれない。3年で自然分解するらしい。
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育てたのは短径四川という品種。シャッキとした歯ごたえが美味い。
トゲが多くて、白く粉吹いてる(ブルーム)見た目の悪さから、スーパーで取り扱いが少ないらしい。
なんとか無事に育ったけど、次回に向けて苦労した点をメモ。
・支柱の立てかた
育て方の本を見ると合掌式でネットを貼ると書いてあったが、キュウリ支柱セットなるものを見つけてそれを使った。
育てていくうちに支柱が傾いていってダメだった。最後は突っ張り棒で支えた。
この商品使うなら倒れる前提で、壁際で育てるのがよさそう。
・水やり
株が育っていくにしたがって水やり大変。1日水をやらないと葉がすぐに萎れてしまう。
その後に水をあげれば復活するのだが、最初は枯れるのかと思ってかなりビックリした。
河童がキュウリ好きという設定は、水がないとすぐにダメにだってしまう類似性が由来という説を唱えていこうと思う。
・鉢底石
水はけをよくするために入れてみたが、効果は分からなかった。
どちらかというと水不足で苦労したのでその分土を入れた方がいいと思った。
ともあれ、しばらくは取れたてきゅうり食べ放題。
種を蒔いてから40日。葉が少し黄色くなっているものもあり育て過ぎたかも思いつつ引き抜いてみたが・・・
全然丸くなってない。とても残念な結果でした。
ちゃんと土寄せしなかったのが原因だろうか。
二十日大根は簡単に栽培できると思ってたのに甘かった。
形は悪いけど、味はどうだろうかと思って食べたらかなり辛い。
すりおろして辛味大根蕎麦にしよう。
そんな枝豆だが梅雨時期なので水やり不要って事でほったらかしていたら風と雨の影響で頭を垂れていた。
慌てて転倒防止対策を打つことにした。
・風よけネットの設置
マンションの4階は地上に比べるとちょっと風が強い。
効果のほどは分からないけどベランダ風よけネットなるものが売っていたので設置した。
・土寄せ
調べてみると初生葉が埋まるくらいまでがっつりやるものらしい。
・摘心
頂芽を摘みとって脇芽を増やして収穫量を増やすための作業なんだけど、高く伸びすぎるのを防ぐために行った。
色々なサイト確認したら本葉が5〜6枚程度で摘心する。羽生種は摘心不要などのコメントもあった。
摘心は早まったか?本葉3〜4枚しか出てない。今更仕方がない。
なんとか収穫まで頑張って育てよう
■理科の復習-葉っぱの生え方
アサガオ
子葉(双葉) → 本葉
エダマメ
子葉(双葉) → 初生葉 → 本葉
枝豆なんて居酒屋でしか見てなかったから、葉っぱの生え方なんてすっかり忘れてる・・・
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ともあれ思ったより発芽率が良くて、目が出すぎたので間引き作業行った。
・間引き作業
キュウリ:1本立て
二十日大根:5cm感覚(目分量)
枝豆:2本立て
オクラ:1本立て
落花生:1本立て
間引きした落花生はなにやらセクシーだった。
子供のころかがくのともで落花生の本(※)読んで興味を持っていたが、
実際に育てると新しい発見があって楽しい。
※ピーナッツ なんきんまめ らっかせい (かがくのとも傑作集)
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まいたのは、キュウリ、二十日大根、枝豆、オクラ、落花生
トマトを育ててみたかったが、6月だとちょっと遅すぎた。
道具はAmazonで適当に揃えた。ベストセラーになっているやつを適当に。
出張で2,3日空けることが事が多いので、水やり問題を悩んだ結果、保水剤と簡易的な自動給水グッズを購入。
ちゃんとした自動給水機は、蛇口や電源の問題でベランダ菜園向けではなかった。
水のお留守番 | 水やり楽だぞぅ |
使ったもの(1種類ごと)
プランター 深型25L
培養土 16L
鉢底石 4L
肥料 2つまみ (チッソ 7 :リンサン 7 :カリ 10 :マグネシウム 1.5)
保水材 18g
種をまいた日 2017/6/3
1週間後の状況
キュウリ:発芽
二十日大根:発芽
枝豆:発芽したて
オクラ:発芽したて
落花生:種
まずは枯らさないことを目標に頑張ろう!
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やってきた仕事を簡単に説明しておこう。
担当している図書館システムというのは、蔵書管理や貸出業務を行う基本的なやつと利用者向けのOPACくらいまで。
この図書館システムを全国の図書館回ってセットアップして、操作説明をするのが主な役割。
担当している図書館システムは、入社した時点で初期版から20年経過していて既にほとんど完成していたと思う。
そこから10年、毎年バージョンアップはしていたけど大幅な機能アップみたいな事はあまり思い出せない。
NDLから提供される書誌データをダウンロードできるようになったり、OPACに書影が表示されたりした時は結構便利ですごい事だと思ったけど。
結局のところ従来からある図書館システムは、もう冷蔵庫とか洗濯機の様な家電製品の様な位置づけで最新のものは色々すごいらしいけど、5年前10年前の製品でも運用できるよねという状況だと思っている。
そんな状況なのでサポート業務と言っても業務内容は限られている訳で、設置の手伝いして使い方説明して、エラーが出たら呼ばれ、壊れたら修理してと洗濯機のサポートと変わらない。機能が充実していかないなら追加で覚えることもほとんどなくて、数年やればだれでも同じようにできると思う。
そうは言っても、どうにか付加価値をつけようとして洗濯機のメーカーが洗剤の選び方やら洗濯物の干し方をアドバイスするように、プリンタの設定したり、Excelの使い方説明したり、カーリルを紹介したり、書誌調整の相談に乗ったりするようになるんだけど。その辺は各々個人の技量/裁量によるところが多い。
入社してから取り組んだことのひとつは、使い勝手の向上だろうか。
必要な機能は確かに備えていたけれど、使い勝手はイマイチな点は結構多くて改善要望をたくさんもらっていた。
実際に使われている現場の感覚が分からなくて、自分の机に本並べて図書館ごっこ始めた。
その後、図書室作ることになって勝手に館長名乗ってブログ始めることになった。
システムの使い勝手が向上したかは分からないけれど、予算要求の大変さとかは少し理解できた思いがした。
きっかけは覚えてないけど、いつの頃からか社外の交流会とか勉強会に参加するようになっていた。
今まで図書館システム周辺の事しか見ていなくて、図書館にたくさんの話題があることに気付いていなかった。
色々な話題に触れるのは刺激的だったし、勉強になった。
その一方で、目の前の仕事と話されている話題の距離感が気になりもした。
盛んに話されるアクティブラーニングの話に、図書館の業務管理システムがどう関わればいいのか分からないという具合に。
でもほんとに悩ましいのは、電子リソースの管理とかそういう話題。図書館システムっぽい話題だけど高性能な洗濯機に取り組んでいても、空気清浄はできないでしょとでも言わんばかりの疎外感。
この先も当面図書館システムは必要とされ続けるだろうし、改善要望もたくさんあるし何も考えなくても一定の仕事はあるだろうけれど。何か盛り上がりに欠けるし、いささか退屈な感じがしている。
他の課題解決に乗り出すでも、別の技術借りてくるでも色々進展はありそうだけれど、さてこれからどうしよう?という思いである。
10年やったけど達成感より、もどかしさの方が強い節目だな。
テーマは、絵本にスマホのカメラをかざした時に読み聞かせ動画が流れる仕組みです。
自分で手にとって選んだ絵本を、その場で読み聞かせしてくれるサービスがあったら子どもも喜ぶかなという安易な発想です。
ARコンテンツの作成は下のサイトを参考にしました。
プログラミングが出来なくても簡単!ARコンテンツの作り方【導入編】 | キリンブログ
記事にしたがって順番にやればそんなに難しいことはなかったです。ソフトのインストールまで済ませてしまえば、あとはARマーカーとする画像と、流す動画を選択するだけといった感じです。
ちょっとコツがいるなと感じたのは、ARマーカーに指定する画像によっては認識精度が微妙なこと。困ってたら↓のサイトの情報もらいました。
Tips to Create Image Trackable | metaio Developer Portal
画像のコントラストが大事な様なので白黒のパンダ柄とかがよさげです。
本の表紙をそのままマーカーとして認識してくれると楽なんですが、デザイン次第みたいです。
コンテンツ作成していて気づいたのは、動画の流し方が2通りあるということです。
?ARマーカー上で再生する。?フルスクリーンで再生する。
?の方法は一般的なARのイメージで、カメラ映像に応じて再生されます。
?の方法は、マーカーを読み取った段階で画面が切り替わりフルスクリーンで動画再生が始まります。この時点でカメラをどこに向けようと関係ありません。
臨場感が合って面白いのは?ですが、?はかざした後は移動してもいいのでソファーに寝そべって動画みられるので便利。
コンテンツ作成自体は思ったより簡単ですが、この企画実行するには著作権に配慮しないといけなそうです。
読み聞かせそのものは、営利を目的としない上演等ということでOKですが、ARで動画を流すとなると、二次的著作物の利用権、公衆送信権の侵害になりそうなので著作者の許諾が必要だと思います。
今回試したAR作成は、全部無料で出来ました。
最近は小学校でタブレッド配布していると聞いているので小学校の図書室とかで試して児童の反応を見てみたいなと思ったり。
基調講演:京都府立総合資料館のデジタル化戦略─アクセス保障の次をめざして─
福島幸宏(京都府立総合資料館 庶務課新館担当)
当日のスライドはこちらから見れます。
福島幸宏 - 研究者 - researchmap
http://researchmap.jp/fukusima-y/
SLiiiC“Cross”Series Vol. 2 ブレインテック×SLiiiC
「発見!図書館システムを学校図書館活性化につなげる方法」
図書館システムをもっとうまく使いたい、色々なことやってみたい、という方大歓迎。せっかくのシステムを貸出返却だけに利用するのはもったいない!図書館システムをもっと楽しみましょう。
当日はブレインテックの図書館システム「情報館」を体験できますが、「情報館」だけではなく、多くの学校図書館システムで共有できる話をします。
※現在なんらかの図書館システムを使っている方が対象です。また、新しいシステム導入などについてはふれません。
■開催日時: 平成26(2014)年3月8日(土)14:00?17:00(13:30受付開始)
■開催場所:株式会社ブレインテック ショールーム
交通案内 http://braintech.co.jp/corporate/access.html
■募集人数:15名
※現在なんらかの図書館システムを使っている方が対象です。
■内容
13:30受付開始
14:00開始
・「イントロダクション:ブレインテックってどんな会社?」
関乃里子(株式会社ブレインテック広報グループ)
・「図書館システムを使った学校図書館活性化の取り組みのご紹介」
南雲知也(株式会社ブレインテックカスタマサポート部)
・グループワーク「システムを使ってやってみたいことは?」
・まとめ
17:00 終了予定
*17:30より懇親会を行います。是非ご参加ください。
*ブレインテックのオフィス内に入室はできません。ご了承ください。スライド等にて社内の紹介をしていただきます。
*Twitterやブログでの記録公開など,情報公開の可能範囲等については、当日ご説明いたします。
■参加費用:無料
■お申込み方法
下記申込みフォームよりご応募下さい。
「ブレインテックxSLiiiC」参加申込みフォーム
※応募多数の場合は抽選になります。
■申込受付期間
平成26(2014)年1月31日(金)〜21日(金)
知の欲求 →(どうしたらいいかな)(調べてみよう) →知の獲得 →(実践してみよう)→知の活用 →(ほかのグループの活動も参考になるね )→新たな知の創造(こんなこともわかった。でも...新たな問題も)(実践の成果を皆に伝えたいな) →新たな知の発信 →(新たな問題を解決しなくちゃ) 知の欲求→…